住職雑感 (9)
7/19 今年も盛大にできた第六天祭り
昨年の冷夏とうって変わって酷暑の中で第六天祭りが実施されました。9時からボランティアの方々が集まってきましたがその数は20人以上、5・6年前はわずか数人(4・5人)しか確保できなかった時代とは雲泥のさ、これも区長が中心となって事前打ち合わせ会を町内に呼びかけるようになってからでした。昨年、盛況のうちに終わった祭りが今年も大勢の子供、ボランティアの方々のもと行われました。
子供を育て、見守る地域住民の結束が祭りを通じて感じられました。
平成16年
午前10時 大社町の子供シャギリ
10時半 祐泉寺住職による第六天供養
4時 第六天祭り開催
参加費無料の大奉仕
バーベキュウ、かき氷、ヨーヨー
金魚すくい、ラムネ、
大人には生ビール--2、3杯飲む人も
5時 恒例の豪華景品がでるジャンケン大会
11/17 東海道の歴史探索ツア−のグル−プが来山
先月、都内のある旅行会社から東海道の歴史探索を歩いてまわるグル−プの史跡場所として見学の依頼があり、1グル−プ30名前後で11月から4日間(6、10、14、17日)を受け入れてほしいとのことでした。今まで団体として三島市や商工会議所主催の市内史跡見学会等の場所としてを受け入れてきましたので問題なく承知したのですが、このような大組織の旅行ツア−はあまりありませんでした。このツア−を主催したのは『クラブツ−リズム』という近畿ツ−リストから独立した大手の会社で各種旅行をてがけており、この旅行グル−プは次のようなコ−スの団体であった。
東京の日本橋を出発点としてを歩きながら京都まで向かう歴史探索グル−プで、各出発地に集合しながら1日を歩いて移動する団体なようです。三島へ来る前は箱根の関所から箱根西街道を下って三島大社まで、そして今回は三島大社から原の一里塚(沼津市)まで歩くそうです。この4日間はすばらしい天気に恵まれたのですが、前は台風の影響を受けたこともあったようでした。単なる旅行ではなく、長期間を歩いて旅をする新しい形の旅行で大変おもしろい企画だと思いました。
団塊の世代が60才の定年をむかえる時期には、夫婦でゆっくりと歩きながら旅行するさきがけとなるようなコ−スになるのではないでしょうか。後は、この回るコ−スをいかにグル−プのニ−ズにあったものにするかが今後の検討課題でしょうか。
11月17日のグル−プ 本堂前にてひと休み 手前が旅行会社の人
12/2 新しい第六天の案内板完成
第六天の由来を書いた案内板が老朽化し、内容的にも新しい発見等もありこのたび作り直すことになりました。遠くからでも読みやすいように字体も大きくしたので、以前のものよりもかなり大きめの案内板になってしまいました。看板作成を第六天の社を管理している田畑和国氏に依頼しましたが、そばに柿の木があるため、根をきずつけないように配置したためひと苦労したようでした。
祐泉寺の三つの史跡伊豆国分尼寺の礎石・北条新三郎の墓・第六天の環境整備もある程度整えて、見学者にも見やすくなったのではないでしょうか。また、礎石の屋根の修理も三島市が全額補助する形で来年の予算に計上される方向で進んでいるようです。