赤茶けた苔庭(スギ苔)の修復に挑戦するが---
苔が枯れた場所にに植木屋さんからいただいた環境の変化に強いタチゴケでも定着したところとやはり根付かず枯れてしまった場所がありました。
1、長めの苔は日なたや木の下でも定着しなかった場所が多い。
2、短めの苔は日陰ではだめだが樹木の東側では順調に定着、日なたでは場所によって枯れたものもあった。
そこで原因をさぐろうと過日、植木屋さんの樹木の保管場所に連れていってもらいましたが、次のような環境下にあることがわかりました。
生育していた場所はツツジやサツキなど低木の借り植えの整理した通路の場所でしかも箱根中復のなだらかな午前中日当たりの良い西側斜面、さらに朝夕適度に下の方から霧が立ち上がるまさに苔の生育には環境であった。低木の日陰では上記の写真のようにスギ苔のように4,5cmまで伸び、又日当たりの良い通路では短めのつまった苔など環境に」合わせて生育していた。町なかでこのような環境を整えるのは非常に難しいと実感------------。
従ってそこの生育環境に近い状態をいかに造るかが苔庭づくりのきめてになると思います。
1、なだらかな斜面と水はけのよい土壌
・底には軽石などの水はけの良いものを2,3センチはひきたい
2、適度な日陰と日光
・午前中に日光があたるようにしたい
※適度な日陰がないならモミジなどの樹木を移植
3、加湿にならないように夕方(又は朝)の水やり
翌年春の補修した部分の生育状況を見て注意した点