白鳳期の瓦展示場所を玄関入口に移動 h20,10,23
祐泉寺境内には伊豆国分尼寺の西塔の礎石は山門入口にあり目につきやすかった。しかし本堂裏から出土した白鳳期の瓦は玄関入口から少し上がった場所に展示してあり玄関が開いていても中から見えにくい場所にあった。以前から気におなっており、ガラス店を経営している檀家の稲田氏と相談したところ下記のガラス展示ケ−スを格安で提供していただいた。説明案内のケ−スもインタ−ネットで丹念に検索したところ多種多様なアクリルケ−スを作っている業者を発見、2ケ−ス取り寄せた。説明文などの紙も写真用光沢紙で印刷すると見やすい印刷物ができあがり下記のような展示場所となった。
また、以前の展示場所を整理していたところ展示してある瓦に関する古い資料がみつかり、2枚の鐙瓦(丸瓦)が別な時代のものであることがわかった。
定額寺(伊豆代用国分尼寺)に昇格した以降の鐙瓦
奈良時代以降--伊豆国分寺(三島)の瓦と同類
大興寺創立時の鐙瓦(奈良時代前の白鳳期)
時代は古いが上製で模様も白鳳期の特徴がよく出ている
2つの時代を示す鐙瓦(祐泉寺本堂裏地より出土)
鐙瓦(丸瓦)と宇瓦(平瓦)を一面に展示
今までの瓦の展示場所--玄関を上がらないと見えない位置
上段が鐙瓦(丸瓦)、下段が宇瓦(平瓦)で区別
玄関の外からも展示ケ−スがよく見える