日大歯学部に献体された自安禅士が
     3年半ぶり遺骨となって帰山した
 h21,3,14

 2月になって藤居康二郎氏(自安禅士の弟さん)から日大の歯学部より献体としての務めを終わり3月14日に火葬されるとの連絡を受けました。東京にて10時火葬ということで4時より曹源寺にて納骨法要後埋葬の段取りを康二郎氏と連絡調整し関係の和尚、檀家、自安禅士のゆかりの在家の方々に連絡しました。
 納骨する前夜から雨が降り出し午前中は台風並みに発達した低気圧で雨、風とも大変強かったのですが午後になりようやく雨も上がってきました。思い返すと自安禅士の3年前の葬儀も雨、四十九日は台風が接近中での雨の中の法要、そして今回の豪雨、しかし4時半頃から始まった納骨では夕日が付近の山々を照らし始めるなどこの天変地異の激しさはまさに自安禅士の生きざまを現しているのではないかと思われます。
 納骨法要には和尚4、檀家数名、縁者約10名など本堂に入りきれないほどたくさん集まっていただき、また納骨後康二郎氏のご招待で長岡の『かめや恵庵』で食事を提供していただきました。

午後4時半 歴代住職の中に納骨

午後4時 埋葬前の小法要 藤居夫妻が代表して焼香

午後4時半 歴代住職の墓地の中に埋葬 木々の間より夕日がさしこみ明るくなってきた

午後5時15分 かめや恵庵にて会食 康二郎氏が文部大臣より献体への感謝状を披露

ホ−ム