龍泉寺墓地にも駿河湾沖の地震の被害が及ぶ h21,8,11
8月11日午前5時前ころから雷の音が大きく目を覚ました直後地面を這うような細かい揺れから大きな横揺れが数秒間続きました。電球や水槽の水が揺れた程度で物が落下することはなかったのですが最近にない大きな揺れで20数年前におきた伊豆震災に匹敵するする地震ではないかと被害がとても心配しました。体感的には前の伊豆震災の時の震度5はあったと思ったのですが実際は三島では震度4の揺れであったようでした。明るくなって墓地など見に行きましたが被害もなくホットしたのですが兼務している龍泉寺のある伊豆の国市は震源地に近く震度5であったようだ。その日は龍泉寺の山の所有している境界の立ち合いで総代、市の職員などと確認する作業があり午後から寺に行くことになっていた。特に心配なのが歴代住職が祀ってある墓地で以前より墓の4,5基が傾いており地震とは関係なく12日に石材店に来てもらい修理の見積もりをだすことになっていた。当日すぐに歴代住職の墓へいったのですが傾いていた1基が倒れ、中央にあるきちんと建っていた先々住(高田義門)の丸い墓地がずれていました。上をみたら檀家の墓地の石塔が45度回転していたものもあり相当な被害が予想されたのですがあとは少しのずれ程度で倒れていたのはなく胸をなでおろしました。もう一つ兼務している曹源寺の墓地は被害はなかった。
地震後修復された歴代住職の墓地 h21,8,31
墓地で一番被害が目立った45度回転した石塔
はじめから傾いていた墓の1基が倒れましたが中央の先々住の丸い墓がずれてしまった
歴代住職の東側一列の土台が元々傾いていたのですが、土台を掘り起こしてみたところ大きな根が縦横に入り込んでいたそうです
右回りの強い力ががあったようだでもう少し時間が長かったらと思うと-------