三島市仏教会の成道会が
開田院にて開催 h21,12,3
仏教婦人会による仏教讃歌斉唱
法要始める前、開田院檀家によるご詠歌を閑栖和尚と唱和
まず今回の講師の依頼をするきっかけとなったのは田種寺さんからお借りした「禅僧になったアメリカ人」(禅文化研究所発行)の出会いからでした。田種寺の友人でまた私の兼務している曹源寺(伊豆の国市)の看護である藤居自安氏が若い頃トーマス・カーシュナー氏を節目節目で禅の道にアドバイスしたことが著書の中にたびたびでてくること、また三島龍沢寺にもよく参禅しているなどがあったからです。 田種寺さんは昨年来の講師要請の中、また妙心寺開山650年団参の打合せで数回京都にて会われ、三島の寺へも招くなど親交を深めていたようである。
開催日前日の夕方、簡単な打ち合せをするために大場の開田院に行き、その足で田種寺へ宿泊される講師のトーマス・カーシュナー氏(現在花園大学禅学研究所職員)を田種寺さんと三島駅に迎えにいった。その日は田種寺に宿泊し、翌日の午前中は30年ぶりに龍沢寺に行き、接心中ではあったが老師に相見したようである。
開催日当日は朝からの雨でしたが多くの方に参列していただき、また関係寺院10名余の参列もあり盛大に成道会法要を実施することができました。講演会では流暢な日本語で禅の道に入ったいきさつや修行体験を図を用いて説明されていて、日本人の僧侶とは別な角度から禅の見方も話されていました。講師のトーマス・カーシュナー氏は今日も田種寺に泊まってから京都に帰るそうです。
トーマス・カーシュナー氏の講演 「ある一人のアメリカ人禅僧の道」
仏教会長(心経寺)の挨拶
成道会法要(導師閑栖和尚)