湧水を源流とする河川の水量と
  みしま梅花藻の生育状態 
h27,5,18

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水泉園の水源地からの湧水が増え池全体を満たした

源兵衛川上流部:上部の通路岸側にも水があふれ出した

みしま梅花藻の花が見れる場所 h27,5,18現在

 水泉園の地下水も一雨ごとようやく池全体に行き渡り桜川の水量も徐々に増えてきた。水泉前の広い川岸も深さはないが湧水で底がみえなくなるほど多くなり二ケ月後の仏教会の灯篭流し(7月16日)に例年並みの水量が予想される。過日水の苑緑地(源兵衛川下流域)のみしま梅花藻の群生地を長年掃除してきた方とお話しする機会がありました。近所にお住いの山口東司氏で今年4月に亡くなった私の燐家の山口厚氏とは親戚ではないが懇意にしていたようで、また歴史ガイドとしても私の寺へもきていた。特に水量が少なる冬季の管理の中で梅花藻につくぬめり(よごれ)をはけで丁寧にとる作業が大切だと強調していました。
 平成22年ころから3年間は比較的冬季の水量が多かった桜川では梅花藻ぬめり(汚れ)が少ないところは鮮やかな草色の藻が見えその一部には花がかなり見ることができました。昨年からは冬季の水量が少なくなり全体にぬめりが目立ちほとんど花がみられない。源兵衛川のように冬季の湧水量が増やせれる河川はべつとして桜川のような河川は自然にまかせるしかないのだが------。ただ普段は全く使っていないが桜川は大場川から最上流部に水をくみ上げられる河川で灯篭流しで桜川の水量が少ない時は1日だけ水をくみ上げた例が過去2,3回ある。一般河川の大場川にも条件のよい場所では現在でも梅花藻の花が何か所かで見られるほど水質がよくなってきておりこの河川の利用も検討の余地がある。

数年前までみしま梅花藻が群生し一部では花の群生が見られた西福寺橋上流部現在では一部汚れが付着して生育できない梅花藻が多く見られる

水泉園前の桜川:川幅が一番広い場所で岸川の浅瀬の底が見えなくなった

源兵衛川中流部:最盛期は橋の下の通路が水没する年がある

湧水を源流とする源兵衛川と桜川の水量

源兵衛川下流の水の苑緑地公園:花はまだ少ないが6月中、下旬ころから花の大群生が見られる場所

清住緑地:少しずつ開化しているが最盛期は6月中旬ころか

雷井戸:手が触れられるほどまじかで花が見られる。市内で一番早く最盛期を迎えた場所

みしま梅花藻の里:年間通じて長くみられる管理された施設