例年よりも早く楽寿園小浜池と
       水泉園が渇水 
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 昨年は過去最高の水位が長く保った小浜池(楽寿園)であったが12月よりの雨が極端に少なく1月中旬には池がひえ上がり、隣接する2m下の「はやの瀬」も月末には水がなくなった。ただ下流の源平衛川へは東洋レーヨンより渇水期1日3600トン(h23年度)の処理済み地下水が放流され年間を通して川面をおおっています。したがって景観についての渇水の心配はなくなりました。
 桜川の湧水源流部の一つ水泉園は昨年は3月に1週間ほど渇水状態になったがその後の雨ですぐに水が湧き出してそれ以降は今年の1月末まではその状態が例年以上に長く湧水がみられました。ただ今年に雨が全く降らずに2月上旬には湧水が枯渇、さらに上流部の水源地も少なくなり一部川底が露出してきた。下流の支流域(法華寺墓地南側)の水量は少なくなったが、流れは見られていますが今後雨が少なければみしま梅花藻や蛍の生育に影響がでてきてしまいます。昨年はこの支流域に年間を通して地下水が流れていましたが桜川本流が枯渇すると大場川(一般河川)からのくみ上げ水が供給されることになりみしま梅花藻の表面に汚れが付きやすくなり生育にも影響が出てきます。

                    


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r3,2,10 法華寺墓地南側の桜川支流:まだ水流があり一部ではみしま梅花藻の花が咲いています

r3,2,10 菰池や水泉園低地からの湧水が桜川に流れ込む(一部底が見えだした)

桜川の湧水最上流地の遊水池:菰池

r3,2,10 楽寿園小浜池:1月中旬には渇水状態になりました

r3,2,10 水泉園:2,3日前から完全に渇水状態になっているが隣接している低地(1~2m下)の一部ではまだ湧水があります。

小浜池下の「はやの瀬」も渇水しましたがその南隅からは東レより供給された地下水が大量(h23:1日3600トン)に放流され源平衛川の川面をおおう