樹木の肥料用の穴から
伊豆国分尼寺の瓦の破片が出土 r7,1,25
数年前より本堂前の松の樹勢が弱まってきて一部の枝がかれだしました。堆肥、肥料など根元に埋めようと穴を掘っていたら大量の瓦がでてきました。その多くの瓦が書院に展示してある大興寺(伊豆国分尼寺)の軒瓦に酷似しており、午後教育委員会の文化財課に報告に行ってきました。以前から本堂の周りにを掃除しているとき時々上記のような破片が出てくる時もありましたが、このように一部の場所からたくさん瓦が出土して驚きました。白鳳期から奈良時代にかけての瓦の可能性があり今後も同様なことがあることが予想されますので注意して観察していきます。
左側の展示してある軒瓦に似ている
展示してある大興寺(伊豆国分尼寺)の軒瓦
樹勢が弱まってしまった松の根元に堆肥用の穴を掘ったら右側の瓦が出土