小坂地区の一番奥にあり、特に目立つイチョウである
 (12/3 狩野川の土手より撮影、奥の山は葛城山

 曹源寺看護をしていた藤居自安氏が亡くなる(平成17年6月)数年前、根回り3.5m、高さ30m余のイチョウのの大木の枝が台風の強風によって落下したことがあった。さいわい境内の境界にあるイチョウの大木から東側約10mの隣家には影響なく、また落下した場所もなにもないところであった。ただその根元近くには馬頭供養等や数基の墓もあり今後不安な材料を残していた。藤居自安氏がなくなって、部屋の開け閉めを檀家や住職が交代でするようになりその境内の管理の中でイチョウの問題が浮上したのである。一時は平成17年末に伐採する方向になっていたのであるが、再度話し合い平成18年度末に枝木を伐採、4,5年に一回の割でまた剪定することになった。檀家が少ない曹源寺では伐採費用が足らないため伐採の半分の金額は祐泉寺で持つことになった。境内の環境維持とこの地区のシンボルであるイチョウの大木がいつまでの残っていくようにするのが寺を管理する住職の務めではないかいと思います。

境内のイチョウの大木の枝木を
              数十年?ぶりに伐採

正面つきあたりが曹源寺

h19,1,22 祐泉寺出入りの三ツ谷造園が伐採

枝の伐採は午前中で終わったが枝の処理に時間を要す---人手は4人

近くに行くと堂々とした枝ぶに圧倒される

伐採される前のイチョウの大木