故鈴木宗忠老師の信者から
  仏像二体を寄進していただく  
h20,3,12

 昨年の12月の初め頃頃龍沢寺先々代住職故鈴木宗忠老師の信者の方より老師の仏像を老師と縁のある方に寄進しているのだが受け取ってくれないかどうかの電話がありました。その方は鈴木宗忠老師の縁で座禅を本格的にされるようになり老師に生前中に何かを寄進したいと考えていたようですが平成の初めに突然遷化されてしまい、老師にたいする思いが長い間しこりとなって残っていたそうである。そこで数年前から鈴木宗忠老師の弟子の方々に遺品として宗忠老師の仏像(銅製)を寄進してまわったのだが若干資金があまったので宗忠老師の先代住職である宗淵老師の弟子で同時代を一緒に過ごした縁で私にこの件がもちこまれたようです。たまたま祐泉寺が玄峰老師が足跡を残した寺院であり宗淵老師・宗忠老師の師匠であるあることから玄峰老師の仏像を寄進してくれるようになった。
 3月12日に宅急便で大きな荷物が届き、宛名より寄進者の鷲川潤氏(埼玉県在住)から贈られたものであった。中には2体の仏像が入っており特に大きな玄峰老師の仏像(銅像?)はかなりの重量があった。早速玄峰老師老師の写真がある書院の棚に2体陳列した。この仏像寄進の話があってから1ケ月後に現龍沢寺住職の中川球道老師が12月29日早朝突然遷化されたのですが、この仏像が届いた礼状を受け取った日に宗忠老師の弟子を中心に宗忠老師をしのぶ会が箱根にてあり鷲川氏も参加したとのこと、また弟子の方々十数人は翌日14日の龍沢寺入寺式(後藤栄山老師--東京)に参列することなどお礼の電話をいただき、因縁というものが何かしら感じられる昨今であった。
                       

山本玄峰老師の祐泉寺にての足跡へ

ホ−ム

たて  よこ  高さ

山本玄峰老師象

書院の棚  上の右側が玄峰老師、左側が球道老師の遺影

8p×15p×14p

鈴木宗忠老師象

22p×36p×34p

たて  よこ  高さ

宗忠老師象

玄峰老師象