十数年ぶりの水量減少になった桜川? h26,2,6
今年に入って寺の駐車場横の河川(桜川支流)の水量が極端に減少、中旬以降はほとんど水の流れがなくなって水たまりのみの状態になってしまった。桜川上流部の水泉園前も例年以上に水量が少なく河川の半分はそこが見えるほど、またその下流50m付近にある水門から一部流れる御殿川もあり中流以降は最近では見たこともない水量の減少であった。特にこの中流付近(田中耳鼻咽喉科前の河川上流)にはこの数年三島梅花藻の花の群生が一部で群生して見られる場所であるが、今は川底が見え、梅花藻がむき出しになっている場所も多い。このままだと梅花藻が枯れてしまい、今年の開化に相当影響するのではないかと思うがこれも自然現象ですのでしかたがないでしょう。ただ桜川水源地の菰池付近には緊急用に一級河川の大場川から組み上げて放流する場所があり仏教会主催の灯篭流しには数年前1日だけ放流したことがあった。これも水質が異なる河川であり緊急用でしか使われない。ところが楽寿園を水源とする源兵衛川は毎年この渇水期には東洋レーヨンよりくみ上げた地下水の放流(一日21600t)があり例年の水量となっている。清住緑地公園を水源とする境川上流部も例年通りの水量と思われる。
源兵衛川の下流域(緑地公園)で梅花藻の花の大群生が見られる場所で水量も例年なみ
源兵衛川上流域:東洋レーヨンの地下水の放流もあり例年通りの水量
郷土の歴史研究家の長野利男氏宅地下(水泉園前道路南側)から湧き出している水脈。この辺では小さいながら水量の多い湧水であり長野氏がここ十数年枯れたことがないといっていた御殿川にそそぐ水路。左側の写真は水たまり程度で10m下流は右の写真のように全くみずがない。
左記の桜川200m下流付近
梅花藻の花はごく一部だが梅花藻は一面に増えてきた場所だがなくなっているところもある
水泉園前の桜川
例年は上部左側の神社下を流れる湧水があるが今はほとんど無い。川幅の半分が底が見えてしまう。手前の水門より一部支流(御殿川)に流れる
みしま梅花藻の生育にも影響が
桜川支流の御殿側中流域
ここまで水量が少ない状態は最近にない。梅花藻も見あたらなくなってしまった。
市役所前道路地下から祐泉寺駐車場前をながれる桜川の支流で水たまり程度で流れはほとんどない状態