明治以降境内に初めて墓地(佐竹家)建立 h19,8,23
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曹源寺の看護であった故藤居自安禅師の縁で2,3年前から当寺に来るようになった佐竹夫婦であったが、今年の4月15日夫の広光氏が亡くなりました。かねてから佐竹夫婦が曹源寺の環境が大変気に入り、『こうゆう場所に墓地があったら----------』との想いは聞いたことがありましたが当境内に墓地をほしい気持ちを具体的に聞いたのは広光氏が亡くなってまもなくの時でした。曹源寺境内には古い墓地などは一部残っていますが明治以降私が知る限りでは新たに墓地を作るのは今回が始めてです。貴美子さんは初めは夫が好きだった桜を中心とした樹木葬を念頭にした墓地をイメ−ジしてあったようですが最終的には桜の木を背景に自分を含めて他の人も埋葬でき、かつ大地に帰れるような永代供養型の墓地を建立することになりました。
前日までの天気予報では夕方から雨になるようでしたが当日は朝からのカミナリと雨でやや心配な天候、10時半頃までは雨が時々降る不安定な状態でしたが地鎮祭のやる時間(10時45分頃)には薄日がさすなど雨の心配もなくなって関係者7人で予定通りの行事ができました。
追加:10月上旬に墓地完成---下記表示
正面には釈迦像を設置
墓地の後に桜の樹木、カロ−ト(納骨室)は土台石版の下全部
墓地の設置場所は境内東側の駐車場横に、桜の苗木は京都の桜樹木医より選抜品を直送し三ツ谷造園に移植してもらう予定
完成後のイメ−ジ
川崎石材店撮影写真より接写
カロ−トの内部
地下のカロ−トは地面と接しており直接納骨することにより背面の桜の樹木と一体となって大地に帰れる
後日墓地後にメインの桜を移植
平成19年10月に完成