三島市内の『三島梅花藻』群生地 h22,12,18
見落としやすい花の繁殖地(雷井戸・清住緑地湧水地)
『街中がせせらぎコース』には運動がてらよく散策するのですが師走が近づいた11月下旬に源兵衛川の三島梅花繁殖地にて、多くはないが花が発見できて以来注意して観察してみると他の場所の梅花藻繁殖地にも花がかなり見られる場所がありました。現在でも群生して花が見られる『梅花藻の里』からちょっとした湧水が流れ込む小川にも数輪の花がある場所など意外としられていないところにも------、やはり群生して花が咲いている場所は湧水の水源近くの浅瀬に多くみられました。又、水泉園東側の桜川やその支流の御殿川の一部にも梅花藻のくきは見られましたが冬期湧水が極端に減ってしまうため花が咲くまでは育っていないのではないでしょうか。湧水が豊富だった50年前には三島市内の街中の河川の随所に『三島梅花藻の花』が見られたことを実感できた次第です。
現在でも数輪の花から群生している場所まで下記に表記します。特に『雷井戸』は散策コースから少し狭い脇道に入った場所(脇道の入口の地面に表記)で近くを散策しても見落としてしまうのではないかと思いました。
三島市と清水町のの間にある境川の水源地の一部で公園の看板の東側土手ぞい50m付近にある。水源地の上は一般民家の敷地にて見落とす人もいるくらい意外な場所から湧き出している。水源地付近では群生した梅花藻の花が見られるが柵があり入れないように管理してある。この付近の湧水が集まって水量豊富な境川となって流れ冬期でも水量豊かな清らかな川となっている。
この河川には梅花藻の里や源兵衛川からの水が流れこみ、また湧水の井戸を一般に開放しその水を常時この河川にながしているなど梅花藻の繁殖には良い場所かもしれない。川幅は1.5m位で意外と深く30cm以上はありそうで花は数輪咲いていた。ただ冬期になると水量が減り淀んだ場所も少なくない。
河川の中を歩けれる源兵衛川の中流部にて水の苑緑地の中を流れている。この付近は梅花藻の群生地でボランティアの方々が落ち葉の掃除などしている。花の数はごくわずかであるが自然な流れの中に咲いている姿は美しい。ただ湧水の量が徐々に減ってきて梅花藻が右の写真のように浮き上がってしまう場所も目立つ。
(源兵衛川を中心として他河川の様子)
上流の菰池周辺や白滝公園の湧水が流れ込む水量豊富な川であるが冬期には水量が非常に少なくなり白滝公園前の川幅が広い場所は底が露出してしまう。左写真付近には梅花藻は少ないがこの写真下100m位の間は梅花藻が群生している。ただ冬期は水量が少なく淀んだ状態になるようで花の存在は聞いたことがない。昔はこの付近には群生した梅花藻の花が随書に見られ夏の間は多くの子供たちの水遊び場であった。
①みしま梅花藻の里
福袖の泉
⑥白滝公園(水泉園)前の桜川
水の苑緑地前の道路を北へ100mほど場所。狭い脇道の入口の地面に標識があるが見逃しやすい。水源は井戸水をくみ上げている
群生した梅花藻の花が手にふれるほど近くに見られる場所ですが市民にあまり知られてないようだ
⑤清住緑地の湧水地
③みしま梅花藻の里前の道路から南へ200m下った道路わきの河川
②水の苑緑地
佐野美術館前の道路の反対側にて目にふれ易い場所に設置してある。梅花藻の花も市内では一番多く見られ、日常の管理も行き届いている
④雷井戸
梅花藻の花