最盛期に近づいたみしま梅花藻の花 h27,6,25

御殿川(桜川支流)にて花の群生が

 3年前の冬期湧水の減少に大きな影響を与えた桜川のみしま梅花藻の群生場所も徐々に復活してきたが現在も花は見られない。水上橋(西福寺入口)の上流は毎年この時期になるとみしま梅花藻が川面全体を覆うくらい群生し、7月16日の三島の夏の風物詩になっている灯篭流し(三島市仏教会主催)の灯篭の流れに影響がでるくらい多い。ただ花はごく一部の場所で灯篭の流れにも多少配慮してもらい環境を配慮しながら水面に伸びている株の一部を伐採している。しかし今年もその生育状況は伐採の必要がないくらいによくなく花もない状態である。ただ水泉園下の桜川の水門から流れる御殿川の上流部では三島梅花藻の花が大発生している場所がありました。人家が密集して花の群生地に近づけなく今まで全く気が付かなかった場所であった。この花の群生地の4,5m先には冬期でもほとんど枯れたことのない湧水が流れ込んでおり、水質・適度な流れ・日光がそろった場所であった。
 源兵衛川は花の大群生が見られる水に苑緑地の下流の橋付近では例年より花の数は少なく、また上流の梅花藻の生育も若干良くないようだ。一般河川の大場川では梅花藻の群生とともに花が各所で昨年よりよく見られるようになってきている。

3、清住緑地の水源地

1、源兵衛川(水の苑緑地)

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ホーム

桜川支流

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市内各河川の梅花藻の生育状態

かんがわはしの下流の東側岸の4,5か所:ここは川辺ちかくまで降りられる

神川橋下流域の東側岸:花は少ないが梅花藻の株が多く見られ、水質がよくなったことが実感できる

6、大場川(箱根山麓を源流とする一級河川)

伊豆箱根鉄道南側の民間駐車場横:多少花が見られた

御殿川中流域の赤橋付近;例年以上に花つきがよくここから上流部の群生地発見につながった

左の写真の群生地には近づけずその下流域の一般の駐車場横より撮影

写真上の梅花藻の花の群生地上には住宅下から流れ込む水量豊かな湧水がある場所(芝浦橋より撮影)だが昨年まで気が付かなかった

水泉園南側の道路付近の住宅の地下から流れ出る小川だが冬季にもほとんど枯れることがなく湧水の水量も多く、水門下下100mの御殿川にそそぐ

水泉園下流30m付近にある水門、道路下を通って出てくる支流

5、御殿川(桜川支流)

佐野美術館の西側にあり、みしま梅花藻を移植して育ている場所で花の見られる期間も3,4ケ月と長い

4、梅花藻の里

公園中央東隅にある湧水の水源地で毎年花がよくみられる

水の苑緑地の上側の道路を挟んだ東側にある場所でみしま梅花藻の花がまじかで見られる

2、雷井戸

毎年川面を覆い尽くすほど花の群生が見られる場所だが今年は少なく今後増えるかどうか-----。